和楽器で綴る青い目の人形

~グレース・エッサ物語~                11/18(幸田親善人形の会)

 活発に活動を続けられている愛知県の幸田親善人形の会が、幸田町民会館あじさいホールで「和楽器で綴る青い目の人形~グレース・エッサ物語~」を開催されました。

 これは、1972年に幸田小学校の講堂裏から発見された「青い目の人形」グレース・エッサを、語りと和楽器の演奏で表現されたものです。 

 また当日は、それに先立ち「英語ハイク(俳句)コンテスト」の入賞者発表もおこなわれました。

 

「ミス愛知」里帰り展

2017年7月19日~9月10日

「ミス愛知」里帰り展が下記の愛知県4ヶ所で開催されました。

 

 17年7月19日(水)~30日(日)豊川市桜ヶ丘ミュージアム、8月2日(水)~13日(日)岡崎市岡崎信用金庫資料館、8月17日(木)~25日(金)一宮市スポーツ文化センター、8月30日(水)~9月10日(日)名古屋市博物館。

 

 豊川会場では7月19日(水)に「第3回 青い目の人形と答礼人形シンポジウム」が開催され、「ミス愛知」を見つけられたアラン・スコット・ペイトさん、ギューリックⅢ世ご夫妻、青木勝さんが参加されました。

「ミス岡崎」と同じ形の人形
「ミス岡崎」と同じ形の人形

 岡崎会場では、1928年に岡崎市からニュージャージー州ニューアーク市に贈られた「ミス岡崎」についての紹介がされ、同じ形の人形も展示されて注目されました。

 一宮会場では「パネルでクイズラリー」の取り組みがされ、10問のクイズに答えると記念品がもらえるので、子どもだけでなく大人にも人気でした。

 名古屋会場では9月2日(土)に「日本人形玩具学会 第29会名古屋大会」が開催され、基調報告「人形を介しての日米交流」(青木勝さん)、研究発表「民俗文化財としての青い目の人形」(石原憲人さん)ほか、たくさんの貴重な報告がされました。また9月9日(土)にはファイナルコンサートが開催され、新作合唱ミュージカル「海を渡ったエイミー~青い目の人形物語」が抜粋上演されました。

 

 各会場では、愛知県で保管されている「青い目の人形」10体、「新・友情人形」9体も展示されました。

訃報です…夏目勝弘さん

人形交流研究の先駆者である夏目勝弘さん(愛知県豊川市)が、17年6月19日に亡くなられました。

「ミス愛知」が発見された時は大変喜ばれ、今年の夏の里帰りを楽しみにされていただけにとても残念です。今まで本当にありがとうございました。(下は中日新聞 17.6.21.)

日米親善人形交流90周年記念シンポジウム

西三河の親善人形と 愛知の答礼人形ー人形交流の未来に向けてー

17年5月21日(幸田親善人形友の会)

 5月21日(日)に幸田町中央公民館ホールで「日米親善人形交流90周年シンポジウム」が開催されました。

 基調講演「ミス愛知と答礼人形の現状について」(吉德  青木勝さん)、情報提供として「西三河に現存する親善人形」(安達覚さん)、「里帰りしたミス名古屋とミス台湾」(棚橋昌子さん)、「わたしたちの青い目の人形ー人形の保存と活用ー」(石原憲人さん)と多彩な報告がされました。

 会場には地域で守られた3体の「青い目の人形」、岡崎市立宮崎小学校のコルマ・デル(左)、幸田町立幸田小学校のグレース・エッサ(中)、西尾市立吉良中学校のアテナ(右)が展示されました。

 また、ギューリックⅢ世からプレゼントされた「新・友情人形」サリー(岡崎市立広幡小学校)も展示されました。

「ミス愛知」と青い目の人形展を開催したい

クラウドファウンディングが成功!

愛知でユニークな活動がおこなわれました。

答礼人形『ミス愛知』と青い目の人形展を開催したい」ということでネット上で資金募集をされました。

 目標額は三重と同じ100万円でしたが、17年4月10日(月)までに112万4000円が集まり、大成功を収めました。

 新しい取り組みとして注目されます。

 

さようなら「富士山三保子」さん

~帰国前の着付けお披露目~

 2016年12月3日~11日に、静岡市の静岡県立美術館エントランスホールで、新しい着物を着た「ミス静岡(富士山三保子)」のお披露目展示がおこなわれました。

 これまでは「ミス神戸市」の緑色の着物でしたが、「ミス静岡」本来の赤色の着物が作られました。着物には富士山や三保の松原そしてお茶の実などがデザインされています。

 着物だけでなく、失われていた台座やお道具も静岡の皆さんによって新調されました。

 12月6日には「富士山三保子」さようならクリスマス会が開催され、多くの市民グループが集まって発表や演奏をされました。

 12月10日には座談会が開催され、戦争当時に静岡県掛川市で人形が焼かれるのを目撃された方のお話もありました。その方のお話によると、近くの小学校などの何体かの「青い目の人形」をわらの家に入れて、子どもが火炎ビンを投げて燃やしたという衝撃的なものでした。

 証言などをまとめた『青い目の人形の泪』もNNNドキュメントで放送されています。

「ミス静岡」はミズーリ州のカンザスシティ博物館に戻りました。

「ミス静岡」里帰り展

 2016年2月21日~3月28日に、静岡県3会場(静岡市、沼津市、浜松市)で「答礼人形『富士山三保子』里帰り展」が開催されました。

「ミス静岡(富士山三保子)」はミズーリ州のカンザスシティ博物館で大切に保管されています。緑色の着物は「ミス神戸市」のもので、着物が着せ替えられている珍しい例です。

 静岡市の会場には、静岡県に贈られた「青い目の人形」の

中で現存が確認されている6体すべてが展示され、またギューリック3世から静岡県へ贈られた新友情人形も6体のうち5体が展示されていました。

 説明パネルも豊富ですばらしく、来年の「ミス三重」展示にむけてとても参考になりました。

 

 また、後援されている在名古屋米国領事館から今回の里帰りに発行された特別パスポート、ケネディ駐日米国大使から贈られた人形も展示され、静岡の皆さんが新調した「ミス静岡」の着物やお道具、人形台座もそろい、バラエティに富んだ展示でした。